「うちの子はいくら注意しても勉強しない」
受験が迫る中、このままで大丈夫か不安になりますよね。

スマートフォン、SNS、ゲーム、漫画、遊びの誘い等・・・
渋々机に向かっても、集中力が切れてつい誘惑に流されてしまうのはよくある話です。

誘惑の元となるものを取り上げても、ストレスで気持ちが落ち着かず逆効果。
ますます勉強から遠ざかってしまう場合も。

重要なのは「お子様の集中力を高めてあげる」ことです。
集中力が続けば勉強時間が伸び、自然と机に向かう習慣を作りやすいでしょう。
そして集中力と一緒に一緒に高めたいのが「記憶力」。
勉強した内容がしっかり定着すると達成感を得やすい子は多いです。
頑張りが成績に反映されることで、お子様のやる気も持続し好循環を生み出しやすいと言えます。

集中力や記憶力の向上は脳の構造変化を伴うため、短期間での劇的な変化は難しいとされています。
脳の構造変化には生活習慣が大きく関係するため、以下の習慣を意識的に取り入れましょう。

☑早く寝る・長く寝る

「睡眠時間が長く就寝時刻が早い生徒ほど成績がよい」という調査結果があるほど、睡眠は受験生に重要な要素です。

受験期によく見られる一夜漬けは、心身や脳に負担がかかるばかり。
日中勉強に集中できるよう、夜は脳をしっかりと休ませましょう。

☑朝食をしっかり摂る

朝食を摂っている子の割合は、学業成績が上位になるほど多いです。
一日の活動に必要なエネルギーや栄養を朝のうちに摂っておくことで、頭もスッキリ働きやすくなるでしょう。

☑DHA・EPAを意識的に摂取する

青魚に多く含まれる「DHA・EPA」は、集中力・記憶力のサポート成分として注目される、厚生労働省が摂取を推奨する栄養素です。

「1日あたり434mg以上摂ることで、記憶力・集中力をサポートできる」との研究レビューも。

積極的に取り入れるのがおすすめですが、焼き魚に換算すると約1尾分が必要なので、毎日の食事で賄うのは少し大変です。
青魚を好まないお子様も少なくないため、親御さんにとっては悩みどころです。

そこで、食事よりも手軽に摂取できるサプリメントがオススメです。

以下に選び方のコツをご紹介しますので、サプリメント選びの参考にしてください。

☑DHA・EPAの配合量をチェック

記憶力・集中力をサポート効果が期待できるとされる、1日あたり434mg以上含まれているか確認しましょう。

☑匂い・飲み心地

魚の成分が含まれるため、なるべく匂いや味にクセがない商品を選びましょう。

☑酸化を防ぐ成分が入っているか

利点の多いDHA・EPAですが、非常に参加しやすいのが弱点。
酸化した状態では本来の力を発揮できないので、酸化を防ぐ成分が一緒に含まれていたほうが安心です。
例えば「トコトリエノール」と呼ばれる成分。
ビタミンEの一種ですが、ビタミンEの60倍もの抗酸化作用を持つとされ、DHAと一緒に摂取することで吸収効率が上がるという報告もある優れものです。

☑ストレスまでサポートしてくれるか

いくら集中力・記憶力を整えても、イライラした状態では中々パフォーマンスが発揮しづらいもの。
集中力・記憶力と一緒に、ストレスまでサポートできるとさらに良いでしょう。

《ストレスをサポートする成分の一例》
☑ホスファチジルセリン：脳内に多く含まれ、ブレインフードとも呼ばれる注目成分
☑GABA：精神を安定させ、ストレス軽減効果が期待できるアミノ酸の一種