今すぐ試せる「3つの」コツ
その1.細かいスケジュールを立てよう
「夏休みの宿題はギリギリになってからしかやらない」「あと◯分!と言われたほうがやる気になる」といった経験はありませんか?それは単純に怠け者ではないかもしれません。というのも、脳は確保している時間が長すぎると【無限にある】と勘違いしてしまうことがあります。残り時間が明確なほうがやりやすいと感じるなら、1時間や2時間区切りで細かいスケジュールをたててしまうことが有効です。例えば帰宅してから夕食までの2時間は数学の勉強をする、夕食後から入浴までの1時間は明日の予習をする、などと細く管理しておくと時間の配分がしやすく、時間の長さも把握しやすいと言えます。
その2.自分に合うやり方を見つけよう
もしあなたが勉強を継続させるための手段に悩んでいたら、過去に集中できたパターンを思い出してみましょう。その時はどこで勉強しましたか?何となく雑音が聞こえるカフェや喫茶店でしょうか。または静かな図書館や自習室でしょうか。それともリラックスできる自分の部屋でしょうか。次に一度に作業する量はどれだけありましたか?一気に片付けられたか、もしくは毎日少しずつ行うほうが捗ったのか、その時の気分でボリュームを変えていたか……。集中できるパターンは人それぞれで異なるため、ご自身が最も最適な環境と作業効率を探すことが集中力を持続させるためには必要です。
その3.習慣を決めよう
先日話題になったのが、ラグビーのワールドカップで日本代表メンバー・五郎丸選手がキックの前に行っていた不思議なポージングです。キックの前には必ずこのポーズが登場してお茶の間を沸かせましたが、同時に大変重要な動作であることがニュースやバラエティー番組で取り上げられました。というのも、この動作はルーティンと呼ばれる儀式のようなもので「何か望ましい行動をしたい時に行う決まった動作」を指します。野球のイチロー選手がバッターボックスに立った際に必ずユニフォームの袖をまくりますが、この動きもルーティンからくるものです。
このようにプロのスポーツ選手は、自分自身のパフォーマンスを大切な場面で100%発揮できるように、予め自分自身に「型」を覚えさせ、集中力を高める行為を行っているのです。いつも決まった動作を行うことで勉強に集中できるなら、勉強時間を延ばすことにも応用できそうです。動作はごく簡単なものでOK。例えば、勉強を始める前は必ずコーヒーを1杯入れる、カフェに行く時は勉強する時など、自分なりの行動を決めてみてはいかがでしょうか。
やる気の出やすい年度初めは
勉強のスタートダッシュにうってつけ!
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